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治療にゾビラックスを使用した方が良いヘルペスの種類とは?

2020年06月19日

ヘルペスにはウイルスの種類によって単純疱疹と帯状疱疹の2つに分類されます。単純疱疹は、単純ヘルペスウイルス1型または2型によって引き起こされる病気で、唇やその周り、性器などに症状が現れます。帯状疱疹は、単純ヘルペスウイルス3型が原因です。

口唇(こうしん)ヘルペスに感染すると、唇やその周辺に、赤っぽい水ぶくれができます。患部に痒みが出たり、痛みを伴うことがあります。一度病気を発症すると免疫力ができ、再発しても症状が軽くなる特徴から、子供の頃に発症した人は、大人になって発症しても重症化しません。

性器ヘルペスは、水ぶくれが性器やお尻の周辺にできる単純疱疹です。感染経路は性行為で、感染者と共有したトイレから感染する場合もあります。患部には水ぶくれができる他、皮膚がただれたりします。性器ヘルペスを初めて発症した場合、強い痛みが出る傾向があり、中には発熱する人もいます。

帯状疱疹に感染すると、腹部から背中にかけて、帯状の水ぶくれができます。神経節に潜り込んでいたウイルスが皮膚の表面に移動することで症状が出ますが、ウイルスが移動することによって神経が刺激され、強い痛みを伴うことがあります。時間の経過とともに痛みが増す傾向があり、初期は皮膚がチクチクする程度のものですが、水ぶくれが生じるとともに激痛に変わっていきます。

ゾビラックスは、アシクロビルを有効成分とする抗ウイルス薬です。服用するとアシクロビルは、単純疱疹や帯状疱疹を引き起こすヘルペスウイルスによるDNAの複製を阻害します。そのためウイルスは増殖しにくくなり、症状が改善されたり悪化することを食い止めることが期待できます。ゾビラックスは口唇や性器にできたヘルペスの他、帯状疱疹のウイルスに効果を発揮しますので、単純疱疹・帯状疱疹両方の治療に向いています。感染初期に服用することでより効果を発揮しますので、ゾビラックスはできるだけ早い段階で使用することが望まれます。

ゾビラックスを使用した治療は、医師の指示に従い、用量や用法を守ります。成人の場合、単純疱疹の治療には1日1回1錠を服用します。帯状疱疹の場合は1日4回が目安です。服用期間は5日で、服用後症状が改善されない場合は医師に相談します。症状によっては塗り薬や注射、点滴など使われることがありますが、医師から事前に説明をよく受けておくことが大切です。ゾビラックスには併用禁忌薬や副作用がありますので、それらについても事前に医師や専門家などから情報を得ておくようにしましょう。もし吐き気や胃の不快感、めまいなどの症状が現れたら、副作用の疑いがありますので、できるだけ早く医療機関で診察を受けることをおすすめします。